A.ご回答内容

防災スピーカの放送が聞こえにくいことについてですが、本市のような都市部では、騒音、高層の建築物による反射音などが原因で内容がわかりにくくなることが避けられません。
このため、この間、スピーカ増設、高出力アンプ及び高性能スピーカの採用に取り組み、また、放送内容をより聞き取りやすくするために、通常の会話より遅い速度での放送や、文節を区切って時間を空ける放送をするなどの工夫も行っているところです。
しかしながら、防災スピーカの音を屋内まで伝えるには限界があるため、音声が聞き取れなかった場合には防災行政無線テレホンサービス（06－6210－3899）で放送した音声を聞くことができるようにしています。ただし、通話料がかかります。また、（Jアラート全国一斉情報伝達試験では、）防災スピーカ、テレホンサービス以外に、大阪防災アプリ、大阪市LINE公式アカウント、大阪市危機管理室X、要配慮者利用施設・地下施設向けメール、災害多言語支援センターホームページ、ケーブルテレビの字幕放送・防災情報サービス、通信機能付きガス警報器へも配信しています。
災害発生時は、その他に、携帯電話・スマートフォンへの緊急速報メール、おおさか防災ネット防災情報メール、Yahoo！防災速報アプリへも配信を行い、テレビ局、ラジオ局へ情報提供し、併せて、広報車が地域を巡回して放送することとしています。
このように本市では、防災スピーカだけでなく多様な情報伝達手段を用いて災害情報を伝達することとしており、携帯電話をお持ちでない方を含め市民の皆さんに様々な方法で必要な情報が確実に伝わるよう、引き続き情報伝達手段の多様化に努めてまいります。